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日本企業で英語を公用語にする是非


伊藤洋一さんのポッドキャスト番組Round Up World Now(7月2日放送文)で、「楽天が英語を公用語にする」についてお話を聞いた。ニュースで初めてそのことを知ってから、時間がちょっと経ったので、日本語を勉強してきた外国人として、これをきっかけにいくつか認識を残しておく。

  • 日本経済が元気な時代に日本語や日本語文化を世界に広める活動が不足したようだ。日本語を学ぶために良い環境、参考書、辞典、ツールなどが、英語と比較してかなり少ない。
  • Simple Japaneseが造られていないようだ。日本語は難しく有るべきだと思わせる風潮がある。曖昧性も日本語特殊だと決めつけられているようだ。要は、外国人に日本語を使いこなしてもらおうとする意識が一般的に低いように思う。
  • 日本語を世界に広めようとあまりしない割には、英語を日本に取り入れようとも真面目にしないできたようだ。
  • 日本語は、日本文化の中の重要な役割を担っているはずだ。日本文化は日本語によって伝わっていくと思う。私の母国語であるベトナム語は、現在のような表音文字になって文化上大変な損失になったという研究結果があるので、参考にして欲しいくらいだ。
  • 日本人は、実は結構英語の単語や文法を知っているようだ。聴解や会話には、苦手意識が強すぎるようだ。
  • 日本語は、表音文字と表意文字をバランスよく使い、なかなか完成度が高いように感じる。
  • 日本語が、日本を支えてきた、日本を守ってきた役割が大きいと思う。
日本で英語を使いこなすようになるのは、当然必要なことだ。しかし、日本語や日本文化を世界にアピールしていく効果的な努力は決定的に足りないように感じる。日本国内企業で極端に単純に公用語を英語にすれば、世界で通用するようになるとは考えにくい。逆説的かもしれないが、今だからこそ日本語、日本文化のコンテンツを海外向けに積極的に発信するべきではないだろうか。
カテゴリー:日本語
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